現実のローラーコースタータイクーン

https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2009011704SC000/index.html
http://www.nhk.or.jp/wonder/program/17/index.html
 殆どが加速度についての分析でしたけど、視聴覚をトリガとして疑似体験できる部分もありますから、ゲームのコースデザイン上の話にも少しは繋がるかもしれません。
 以下、僅かにネタバレを含んでいますので、再放送を待つ方は注意を。

なぜ、Gがここまで人々をひきつけるのでしょうか。番組では、強いGを実際に体験できるパイロット訓練施設で確かめてみました。人にGをかけることによって、どのような絶叫が生まれるのか、大注目!

 加速度の変移(抑圧からの解放)が気持ち良さに繋がる点や、持続時間も重要である点など、絶対的な速度だけが重要ではない点が面白いです。
 とはいえ積分していけば結局は速度に繋がりますし、まず十分な速度があってこそな点は、否定できないとは思いますが。

人は絶叫マシンに乗り続けていると、すぐに慣れてそのうち飽きてしまいます。いくらスピードを上げても、スリルを感じなくなってしまうのです。

 この問題の解決法の一つが、不確定要素の導入だったのは興味深いです。
 もちろん現実の機械で行う以上、自由度の制限は大きいでしょうけど、手付かずの要素が見付かったからには、もっと色々なバリエーションに発展してくれればと。