KINECT購入記念

http://www.ntticc.or.jp/Archive/2011/KidsProgram2011/works/work3_j.html

鳴川肇《平行カメラ》2011年
ふだん使いなれているカメラやレンズとはちがった道具で目の前にあるものを写し取ることはできるでしょうか?遠くにあるものが小さく見えて,近くにあるものが大きく見える風景の描き方は絶対に正しいのでしょうか?カメラには必ずレンズがあり,レンズには必ず画角(レンズの角度)があるのでしょうか?そのような疑問をもとに,むずかしい電子部品も電気も使わず,日用品を使ってカメラや望遠鏡とはちがうものの見え方を体験します.

 KINECTを購入した記念に、先月に上記の展示を見てから試したいと思っていたプログラムを作ってみました。
 深度情報から透視変換前の座標を逆算すれば、平行投影の絵が見れるはず*1…と、確かにKINECTから対象までの距離を変えても表示サイズが一定だったりと、それらしい結果にはなったのですが、動画で見ないと今一つピンと来ない上、汚い部屋が写ってしまっているので画面は割愛。

 で、かわりに、遠くなるほど大きく見える狂った遠近法でKINECTの箱を撮影。もうちょっと上手い具合にヘタクソ感が出るといいのですけど。

*1:もちろん、陰に隠れた部分は表示できず欠落しますし、遠いものは引き伸ばすので画質は最低です。