作る人は遊ぶ人?
http://d.hatena.ne.jp/lastline/20100111/1263209691
長く遊べるゲームの工夫とは
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7.ユーザーが作成することを作業にする
- シミュレーション系やツクールシリーズなど。
- 敷居が高いので多くのプレイヤは獲得できない。
- ただし、現在ではオンラインを通じて共有できる。
レベルエディタを始めとする課題の作成、言い換えると(自身を含む)誰かを「楽しませる」ための物作りと、一般的なゲームと同様に、与えられた課題に対する解答として自身が「楽しむ」ための物作り、二つの要素が存在していることは重要です。
もちろん根っ子の部分では繋がっていて、たとえば後者を高い自由度でゲーム内に実現できた場合、第三者による作例が新たな方向性を提示して、解答でありながら課題として機能し始めることもあるでしょうし、作った物を操作できる場合には、作例は操作のための課題としてしか認識されないこともあるかもしれません。
しかしその場合でも後者に対しては、いわゆる攻略ネタバレと同じく、誰かが似た解法を自力で(再)発明するチャンスを潰してしまう危険性があることを、常に意識しながら開発する必要はあるのではと思っとります*1。
*1:危険だから禁止すべきという話では無いです。オフラインのヒントも含めて、開示の方法やタイミングに模索の余地が残っているというだけで。