自作ゲームを公開してみる?

 再燃しているベーマガ云々ではなくて、応募や投稿(≒作品としての独立)とは違う方向について、色々と。
■作者を楽しむ
 GAME BRAIN*1は当初DS用だったと聞き、検索して見付けた記事から。
http://www.gpara.com/pickupnews/news/080426_gamebrain/

春日氏:もともとDS版を作っていた時にも、たとえば作ったプログラムを学校に持っていって、みんなでうまくいかないところを相談しあったり、プレイした感想を語り合ったり、といった遊び方を想定していたんです。

 学校での余剰エネルギーを注ぐ先として、携帯スタンドアロン開発環境が生まれることには大賛成なのですが、実際には共同開発やモニタリングに達しなくても、気軽に友達に見せられる機会が増えるだけでも大違いと思うんですよね。
 作品としては未完成でも「またアイツが何か作ってきたよ」と、作者の存在も込みで面白がってくれる友達がいれば次も作る気が増しますし、作者と作品が未分化でも良い環境と出会えるかどうかは、開発の面白さに目覚める為の重要な因子ではないでしょうか。
■「してみた」の文化
 …で、そういう環境はネット上に構築するのは難しいと思っていたのですが、最近になって、ニコニコ動画の「してみた」と言ってしまうスタンスが、案外向いているような気がしてきました。結果はどうあれ過程も楽しめと、一語で暗黙的に伝わるのが素敵かもしれません。
 もちろん、動画プレゼンと実プレイでは感触が異なるとか、オリジナルな要素が増えるほど関連タグが減り発見が困難になるとか、まだ問題は残っているわけですけども。
http://www.nicovideo.jp/tag/%E8%87%AA%E4%BD%9C%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0
「自作ゲーム」でタグ検索して、現在165件。増えるといいなあ。

*1:http://member.square-enix.com/jp/gamebrain/ゲーム脳」なのは意図的だそうです。