脳のなかのマチエール 〜質感の絵画技法と視覚のメカニズム〜

http://www.nact.jp/event/2007/lecture/20071021.html
http://www.brl.ntt.co.jp/people/imotoyoshi/material-j.htm

わたしたちは金属の光沢や肌の透明感など,様々な表面の質感を簡単に見わけることができます.この能力は視覚世界の現実感と豊かさを支える基盤であり,多くの芸術・文化活動において,とても重要な役割を果たしています.
わたしたちの脳はどのようにしてこれほど豊かな質感を感じ取っているのでしょうか?
それはとても複雑で謎めいた仕組みに思われるかもしれません.
本講演会では,この質感を知覚するた仕組みについての画期的な研究成果を発表した本吉 勇氏をお迎えして,様々な質感をもたらす画像の特徴をデモなどをまじえて紹介するとともに,質感を感じるための神経メカニズムについて考察します.

 行ってきました。
 質感を持った現実をシミュレートするのではなく、脳が質感を認識するメカニズムを直接叩くってところが、発送の転換というか忘れかけてた原点というか。
 講義では絵画の手法と照らし合わせて解説したりもしてたんですが、そういう視点から考えてみると、質感だけに限らず3DCGの表現が広がってくるかもしれませんですね。