土よう親じかん「ゲームとどうつきあう?」

 今月16日と23日に再放送されるようです。なかなかおすすめ。
http://www.nhk.or.jp/oyajikan/archives/080614.html

小学生の8割以上が持っているというゲーム機。いったん始めるとなかなか止まらない。子どもはゲームになぜ「ハマる」? よその家ではどのような「ルール」を作っている? 気になる心や体への影響は?  など話し合いながら、ゲームとの上手なつきあい方について考えました。

 プレイヤーを熱中させるためにゲームが取り入れている手法を説明した上で、「ゲームの"もてなし力"に親が負けるな」と言ってしまう展開に驚きました。「ゲーム周辺」ではなく、そのもの「ゲーム」にまで踏み込んだ内容になるとは、さすがゲストにサイトウアキヒロ氏(ゲームニクスの人)を呼んだだけのことはあります。
 が、ゲームは現実よりも自由度が低く発想力の欠如を招くことも…と発言したあたりは誤解に繋がりかねないというか、できれば映画や小説といったノンインタラクティブなメディアも例に挙げて、その中で思考を完結させないのであれば、発想のきっかけとしてプラスになり得ることもあわせて紹介して欲しかったとも思います*1

*1:とか書いたものの、それにしてはゲームは長すぎる気もやっぱり。それに敵対する親御さんが視聴者なら、あのあたりで一度負けておくのは展開として正しかったのかもしれませんしねえ。