司る力

http://www.famitsu.com/game/news/2007/03/04/103%2c1173008614%2c68007%2c0%2c0.html

 その中で、日本のゲーム業界に光が見えるとすれば、「Xbox 360のLive アーケードのような、ネットワーク配信する小さいゲームにチャンスがあるのでは? 以前は大きなデベロッパーにいてスピンアウトした人をじつは何人も知っているんですが、日本人は大人数より個人でやるほうが得意。そういった人が活躍できる場をきちんと整えてほしいと思います」(松浦)。

 このあたりは「ゲーム業界」についてではなく、より狭い「ゲーム」あるいは「ゲーム開発者」セグメントの話と思ったのですけど、ぐでぐでな展開に混乱しつつ聞いてましたし、こっちで勝手に補正した*1挙句に解釈を間違えたのかもしれません。
 …とか書いたところで、何故に混乱してたかを説明しますと、ポケモン石井社長の代理で来た司会の人がゲームは専門外*2の様子でして、おかげで話が至る所で噛み合ってなかったんですね。
 それでもパネリストの二人が、適度に拡大解釈して話を進めてくれたおかげで、単発では面白い発言も多かったのです…が、斎藤氏の作品を挙げ「その進化系がセカンドライフ」みたいな困った発言が出てしまうと、なんていうか無力感が聞いてるこっちにまでも。

*1:それで成功する例が出るとしても、業界として向かうのは(規模的に)無茶でしょう。全ての現場に欧米流を目指せと言うのと同じくらいに無茶。

*2:リサーチすれば業界については語れるでしょうけど、ゲームの行き先を開発者と語るには、正直厳しい感じでした。