毒にも薬にも

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テレビ・漫画・ゲームで子どもを伸ばす

 ゲームの項は脳トレ特集かと思ったら違って、どうぶつの森で社会性を、ポケモンで計算ずくの戦略性を…という具合に、ゲームがプレイヤーに何を与えるかより、プレイヤーがゲームから何を引き出すか*1を紹介する内容になっていました。
 奥深さのあるゲームシステムに関しては、要の部分に毒と薬の二面性を含んでいる*2と思うのですが、

  • 「ゲームなんて得体が知れない」→「だから無条件に良い物を選んでもらおう」

 このあたりの思考停滞から一歩抜け出せたのは、比較的説得力のあるゲームが揃った今だからこそなのかもしれませんですね。
 …なんて感じで総論賛成なのですが、でも記事中の例にあった「ポケモン食物連鎖」は、ちと無茶ではないでしょうかね。
 いや、「一個のモンスターボールに何匹もポケモンを入れておいたら、どうなるか知ってる?」とか、いらん問い掛けで子供心にトラウマを植え付けたりはしないと思いますけど…。

*1:ゲーム内の知識で完結せずに関連項目を調べたりと、前者と違い後者はより能動的なもの。

*2:但し、どっちが出やすいかは様々。