初iPodと携帯動画

 オーディオプレイヤーとしての必要性はあんまり感じていなかったのですが、ゲームに対応したこと、たまたまリムーバブルHDDが欲しくなったことが後押しして、80Gモデルを買いました。
■わざわざが薄れる状況
 その後半月ほど使ってみて、予想に反して使用頻度が高いのは動画再生。「わざわざ外で見なくても」くらいに思っていたのに、

  • わざわざハードを持ち運んでいる。→ビデオプレイヤーではなく、オーディオプレイヤーそのままの位置付けで動画も見れるため、抵抗感が薄い。
  • わざわざ番組を転送している。→PCの未読フォルダをそのまま同期させているだけで、容量にあわせた取捨選択はしていない。
  • わざわざ再エンコードしている。→保存用の再エンコードは元から行っていた*1。ファイルネーム等に制限が少ないので、それをそのまま流用可能。

 実際はこんな具合で、本を広げるのに厳しい満員電車で使ったり、溢れがちな新番チェックに使ったりしているうち、その考えはすっかり薄れてしまいました。
■そのままが不満な部分
 位置付けがオーディオプレイヤーな点は気に入った反面、ビデオ視聴時にも操作系をそのまま流用しているのは、ちょっと不満が残ります。
 左右クリックは音楽と同様に「ファイル先頭に」と「次のファイルへ」が割り当てられているのですが、(ミュージッククリップで無い限り)再生時間が長く繰り返して再生する可能性の低いビデオファイルでは前者は殆ど使いませんし、再生終了後はファイル選択メニューに戻るため、後者は前者と似通った意味になります。
 ですからビデオ再生時は、不意の騒音等で台詞やナレーションを聞き取れなかった時のため、左クリックは数秒単位の巻き戻しボタンに設定できたほうが便利と思うのですけど、どうでしょう。

*1:ちと無理矢理ぽいですが、事実です。「おでかけ・スゴ録」ぽくiPod対応したのHDDレコーダーでも出てくれれば嬉しいんですけどねえ。