作ること、選ぶこと

http://www.famitsu.com/game/news/2006/04/25/103%2c1145942172%2c52284%2c0%2c0.html

 とにかくこのインタビューで、サンデーゲームスタジオのことを知って「これは俺のことだ!」と思った方は、すぐにでも応募してきていただきたいですね(笑)。応募要綱はけっこう敷居が高いので、けっこうたいへんかとは思うのですが、皆さんのやる気に期待しています!

 試み自体は面白いと思いつつ、敷居の高さとは何なのかと、オフィシャルサイトを覗いてみて、
http://sunday.signaltalk.com/oubo.html

<プランナー>
・A4用紙1枚以上の企画書を10本提出

 まず気になったのは、ここ。ツール類の利用経験と、毎週参加が前提なことは敷居の高さと言えるでしょうけど、1枚以上を10本という条件は、(応募者側も含めて)どのように認識されているのか…と。
 たとえば企画を1本だけ提出する場合、(よほど天然で作っている人を除いて)複数の案から1本を選ぶと思うのですが、「作る」才能と「選ぶ」才能は似て非である*1ため、風向きを読み違えたり、商品性より作品性を過度に優先したりして、選択段階でミスが発生する*2可能性も十分にあるでしょう。
 それが今回のような条件だと、ひとりブレストの経過報告に近いものでも応募が可能なわけで、「作る」に寄った人にとっては、かえって敷居は低くなっているような気が。

*1:それでも似てはいるのだけれど、思い入れが加わると、それなりに話は別。

*2:とはいえ、当たりと大当たりの選択ミス、あるいは、外れと大外れの選択ミスなど、ボーダーラインを跨がないケースもあるわけですが。