DIEC2005

 そのままwiss*1進行に突入したり、風邪ひいたりしてるうち半月も経ってしまったため、細かい感想は割愛して大雑把に。
http://www.arc.ritsumei.ac.jp/DIEC2005/
 ディスカッションが乏しく、著名人が一同に会したことによる相乗効果は感じられない内容でしたけど、講演自体は面白いものが多かったので、とりあえず満足しとります。
http://fumufumu.q-games.com/archives/000496.php

現在のゲーム製作は、無限の変数を操る必要があり評価しづらい状況になっています。こうした問題を、Valveでは膨大なテストプレイによって解決します。(開発スタートから1ヶ月後には、テストプレイを開始したそうです。)スライドでは、調整によって変化していくマップを確認できました。

 定点観測ムービーを出力できるほどのリソース管理は、流石と思いました。旧バージョンと比較しようとしたら、古いロムを引っ張り出すかしか手段の無い現場も、未だ多いのではないでしょうか。
 逆にテスト重視の姿勢や、それによってドラスティックに内容が変化する様子は、あまり新鮮には感じませんでした。言ってしまうと成り行き任せと紙一重の状況なんですから、レベルの違いを除いて方向性だけを考えれば、アマチュア的な開発現場では当然の如く行われている光景でしょうし。