プログラマーズハイの有効活用

http://game.g.hatena.ne.jp/Nao_u/20051111#p1

プランナーやディレクターは無茶を言うのが仕事だ。
だから、プログラマに企画をやらせてはいけない。なぜなら、どんなに気をつけていてもプログラマの本能のために最後の最後で必ず守りに入ってしまうからだ。
(これは孫引用であって、Nao_u氏の意見ではありませんので注意。)

 プログラマの本能については、「仕事なら守る、趣味なら攻める」が正しいと思います…が、だからといって趣味的な状況に野放しにしておけば良いわけではなくて、下手するとゲームの技術デモ化に歯止めがかからなくなったりと、プログラマ主導の企画には、この指摘と逆の意味の危険性も潜んでいるんですよね。
 ディレクターが指揮を取りつつ、場合によってはプログラマの好きに作らせる部分も設けたりして、技術から生まれる提案も吸収するのが上手いやり方ではないかと。

ゲームはプログラマからみて少々無茶なくらいの仕様でないと面白いものにならない、と。なんとなく納得できるようなそうでないような話だけど、特にディレクターには理不尽ではない説得力のある「無茶」をいう能力が求められるのだろう。

 現実的な話として、同意*1
「無茶ではあるが不可能ではない」着地点がある程度は見えないと、悪い意味の試行錯誤を繰り返すうち、普通以上の時間をかけて普通のゲームが出来上がる事態も十分に起こり得ますから…。

*1:可能か否かの判断はプログラマ陣の領分であり、ディレクターは発想を妨げず何でも提案したほうが良い…というのが、あくまで理想ではあるのですけども。