ゲームプログラマの領分

http://game.g.hatena.ne.jp/Nao_u/20050607#p1

 適正やスキルは人それぞれなので、ツール開発やシステム設計が得意な人、3DCGや数学、アセンブラなどに特化した技術を持った人、リーダーとしてチームをまとめる能力に秀でている人やゲームの面白さを引き出すセンスが抜群な人などいろいろなタイプのプログラマがいるし、チームはそのような人材のバランスが取れている必要がある。もちろん「何でもできる」のが理想だろうし、仮にチームになにかの技能が欠けていたとしてもそれはそれでそれなりにゲームは完成してしまう。

 SEの居ない世界だけに、企画職と相互補完しつつゲームシステム全体を見渡せる能力が、全員にではないにしても必要と思うのですよ。
 もちろん現場が効率化されるごと、そのような前時代的ケースは減ってゆくのでしょうけど、ゲームという感覚的なものを扱っている以上、抽象的な仕様のままプログラマに委ねられる状況はゼロにはならないのではないかと。新しいものを作ろうとした場合は特に。