シンポジウム「デジタルエンターテインメントの未来を語る」

http://www.famitsu.com/game/news/2004/09/22/103%2c1095848965%2c31179%2c0%2c0.html
 前回のシンポジウム*1と同様に、メモから幾つか。

  • 「ゲームはプレイしない」(細川敦氏)

 アナリストの立場でこういう発言て、プラスイメージになってるのかなあ。
 自分の鼻で面白さを探さなければ、未来を過去の延長としか考えられない…と、どうも感じてしまうのですが。傍目八目という考えよりも。

  • 「個人で作ったゲームが、大ヒットしないかと思っている」(岩井俊雄氏)

 なんていうか、「こっち側の人だ!」と思いました。
 …だけでは意味不明なので、レベルXの冊子にあった糸井重里氏のインタビューから、対比として「あっち側の人」と思った部分を以下に。

−−今後のゲーム開発はどうなると思いますか?
●僕はずっと「ゲームを2人や3人でつくれるようにならないかな」と思っているんです。たとえばカメラはどんどん技術的な進歩をしています。でも、最も変化したことは、誰もがカメラを使えるようになったことでしょう。みんなの手にクリエイティブが渡った瞬間に、新しいものが生まれるんです。無数のクズの中から、実験的なものが育っていくのだと、僕は信じています。2人や3人でつくったゲームが世界を沸かせる瞬間。そんな時には、ぜひ僕もゲームをつくっていたいですねえ。

 似てはいても、「ヒットしない」と「作れない」は違います。
 数人で作れる時代はとっくに到来していると考えるか、まだまだ発展途上と考えるか、そんな立ち位置の違いに、相当な距離感を感じてしまうのですね。

  • パワーエサの説明で「パワークッキー」(岩谷徹氏)

 あれはクッキーだったのですか。